はじめに

　立命館大学には「全構成員自治」という理念があります。この理念は、大学を構成する学生、教職員、院生、理事会の全ての構成員が一体となって大学を創っていくというものです。私たち立命館大学生は、大学にただ単に勉強をしにきているだけの「大学の利用者」ではなく、大学の自治と学問の自由を守る重要な担い手であり、大学運営に声を反映させる権利と義務をもつ「大学の構成員」だということです。そして、その全立命館大学生の総意を大学運営に反映させていく一翼を担っているのが「学友会」であり、その中でも「産業社会学部自治会」は産業社会学部生の総意を大学運営に反映させる役割を果たしています。
　産業社会学部自治会は、大学の自治や学問の自由、平和と民主主義を守り、産業社会学部生の「もっと学び成長したい」という様々な要求を実現するために大学に交渉したり、自分たちで何か企画を行なったりします。①学生の思想信条の違いを前提として、一致する要求・課題で団結し、その実現を目指して行動すること、②大学運営に学生の要求・意見を反映させること、の２つの学生自治会の性格を大切にし、学生大会や自治委員会を通じてより広範な学生の意思に基づいた大多数の参加による真に大衆的な運動にしていきます。
　全学生の一人ひとりが豊かに学び成長できる「学生が主人公の大学」に創りあげるために、私たちはこの要求実現運動を行い続けていきます。